日本の飯テロ漫画(アニメ)について。

 夜中に美味しそうな食べ物の映像が流れていたら、食欲がそそられますよね。

 テレビやSNSなどで、美味しそうな料理画像や食事する姿を発信し、深夜帯に人々の食欲を刺激する行為を「飯テロ」と呼びます。

 YouTubeでも「飯テロ」で検索すると、いろいろな飯テロ動画がアップされています。他人が美味しそうな料理を食べているだけなのに、不思議とついつい見てしまうのです。

 そう考えると、まさに「甘さと稲妻」は飯テロ漫画(アニメ)ですよね。「甘さと稲妻」は飯テロ効果抜群なのです!

 2016年の放映当時、「甘さと稲妻」は深夜の1時〜2時の時間帯に放送されていました。

 しかも毎話必ず美味しそうな料理が登場するので、「こんな飯テロアニメをなんで深夜に放送するんだ!」と悶絶していた方も多いのではないでしょうか。 

実は日本の飯テロアニメの歴史は意外にも長く、日本には「甘さと稲妻」以外にもたくさんの飯テロ漫画(アニメ)があります。

 まず、古い作品で有名なのが「美味しんぼ」です。

 料理だけではなく、食材、食文化、食品添加物といった食全般の深い知識が網羅されており、「へー、そうなんだ」と勉強になったという方も多いはずです。

 あまり家庭的な話ではないですが、食事シーンを見るたびに「こんな通な料理を自分も食べてみたい!」と思ってしまいましたよね。

 そして、同じく古い作品ですが「クッキングパパ」も有名どころです。

 こちらは、美味しんぼとは違って家庭的な料理がメインとなっています。アニメや漫画を見た後、実際に自宅でも試してみたという方は多いのではないでしょうか。

 雑誌「モーニング」で1985年から掲載が始まり、なんと35年経った現在でも連載が続いているのです。単行本は2020年2月時点で152巻が出ており、長く愛されているグルメ漫画となっています。

 その他では「中華一番」もありますよね。奇抜な調理方法や、料理を食べた人の大げさなリアクションなど、他の飯テロアニメとは一風変わった作品となっています。

 こうして調べてみると、日本には昔から「飯テロアニメ」は多かったのですね。

  料理がメインにはなっていませんが、ジブリ作品に出てくる食事シーンも食欲をそそられます。

登場人物がただ普通に料理を食べているだけなのに、とても美味しそうに見えるのです。そう、グルメアニメではなくても飯テロはあるのです!

 絵がきれいなだけではなく、料理を口の中にかきいれる音や、口いっぱいに頬張る姿が印象的です。

 ジブリの作品では、食事シーンを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

 そこで疑問に思うことが一つ。なぜ漫画なのにこんなに美味しそうに描けるのか。

 「甘さと稲妻」では、料理がとてもリアルに描かれており、見ようによっては本物以上に美味しそうに見えます。

 1話で登場する「土鍋ご飯」では、おかずもないただのご飯だけなのに、湯気の立ったお米に食欲をそそられてしまいます。

 「ただのお米だけでこんなに美味しそうに描けるんだな」と驚かれた方も多いはずです。

 つむぎや小鳥が幸せそうに料理を頬張るシーンは、見ているこちら側も幸せな気持ちになれます。

公平がいつも横でにっこりと見ていますが、我々視聴者も思わず笑みがこぼれてしまいます。

 「美味しいものを食べる幸せ」は、たとえアニメであっても画面から共感できるのですね。

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